中国大使館文化部・世田谷区後援 京劇「穆桂英」

おかげさまで満員御礼にて
無事公演終了となりました。
ありがとうございました☆

京劇「穆桂英」ワークショップ

2010年1月9日(土)/16日(土)
特別企画 ワークショップ開講決定!
詳細はこちら


次回公演は年明け早々!
世田谷区、成城ホールでの公演です。

「楊家将演義」の女傑「穆桂英」が登場。
演じるのは新潮劇院で研修生指導をしており
舞台では初登場の張桂琴です。

また、張冠玉、于躍をはじめとする
いつものメンバーも、もちろん出演。

恋愛あり、コメディあり、立ち回りありで
見どころが満載。

闊達な女武者の大活躍、お楽しみください!

いつも通り、初心者でも安心の
京劇レクチャー付き!


2010年1月31日(日)
開場 15:30/開演16:00

世田谷区 成城ホール
(小田急線・成城学園前駅より4分)
後援:中国大使館 文化部・世田谷区

<出演>
張桂琴、馬征宏、張冠玉、于躍、チャン・チンホイ、張烏梅、
加藤光一郎、塚田拓也、茶谷力輝、高瀬育海、 張春祥 他

<楽師>
洪鋼、金虹、許佳、関潔沁 他

[前売]
一般:4,300円
世田谷区民:3,800円
高校生以下:2,000円

※当日券は各500円増

悟空倶楽部
悟空倶楽部会員は特別価格3,500円!



京劇「穆桂英」チラシ
チラシ表> <チラシ裏
(※PDF)
張桂琴と研修生

1996年に旗揚げし、
日本での京劇普及に努めてきた新潮劇院が
講師に中国戯曲学院で
講師を務めた張桂琴を迎え
本格的な日本人京劇俳優の育成を
2009年9月より開始。

今回は彼女たちも初の出演となります。
日々の成果、ぜひ見届けてください。

張桂琴と第0期研修生
<張桂琴と第0期研修生>

研修の模様

張桂琴

■張桂琴(ちょうけいきん zhāng guìqín)
中国戯曲学院大学演劇学科卒業、同大学院を修了。
山西省京劇団で京劇俳優として活躍する一方、
14年間にわたり母校演劇科の教員を務め、
日本や韓国でも京劇の特別講師を務める。
新潮劇院では研修生専任の講師。

〈主な芸歴〉
1981年 山西省戯曲コンクール第一位受賞。
1983年 山西省戯曲コンクール最優秀賞受賞。
1992年 スウェーデン国際芸術祭参加。
1996年 中国戯曲学院京劇団の一員として日本ツアーに参加、など



原作の「楊家将演義」とは?

「三国志演義」「水滸伝」などと並び、中国では広く親しまれている古典文学で、
宋朝に使えた楊一族の盛衰を綴った物語です。
中国ではテレビドラマなども放送され、
京劇でも「三岔口」や「四郎探母」など、多くの演目がつくられています。



第一章 穆柯寨(ぼくかさい・穆一族の砦)

遼の国と戦争中の宋朝では、遼の作った「天門陣」に太刀打ちできませんでした。
この陣を打ち破るためには穆柯寨(ぼくかさい)に生えている
「降竜木(こうりゅうぼく)」という神木が必要であることを知った
楊家の当主・楊延昭(ようえんしょう)は、部下の焦賛(しょうざん)
穆柯寨に派遣して「降竜木」を盗ませようとしました。

焦賛は兄貴分の孟良(もうりょう)と一緒に穆柯寨へ向かいましたが、
領主の娘、穆桂英(ぼくけいえい)に見つかってしまいます。
穆桂英にかなわない焦賛は、たまたま近くで見回りの任についていた
楊延昭の息子・楊宗保(ようそうほ)に助けを求めるのですが…

京劇「穆桂英」より 穆桂英と楊宗保
<穆桂英と楊宗保>
第二章 穆天王(ぼくてんおう・穆家の頭領)

なりゆきで穆桂英と結婚することになった楊宗保。
父親の楊延昭はそうとも知らず、息子を助けるため
身分を隠して少数精鋭で穆柯寨へと乗り込んでいきます。

また、穆桂英の方でも、義理の父になる人が乗り込んできたとは知らず、
突然の侵入者を懲らしめようと出陣していくのでした。

京劇「穆桂英」より 楊延昭
楊延昭
第三章 轅門斬子(えんもんざんし・軍門で子を斬る)

楊宗保が宋の陣営に帰ってきますが、
楊延昭は勝手に穆桂英と結婚したことに怒り、
軍規を乱した罪で斬首にすることに決めます。

焦賛と孟良がいくら説得しても
楊延昭の怒りは収まりません。
そこへ「降竜木」を持った穆桂英が現れて…。

京劇「穆桂英」より 焦賛と孟良
<焦賛と孟良>