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京劇「十三妹(シィサンメイ)~児女英雄伝」 |
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京劇の名作 日本初上演!
女傑が悪党を蹴散らす任侠活劇
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2014年最初の自主公演となる新潮劇院京劇公演は
日本初上演となる京劇の名演目
京劇「十三妹(シィサンメイ)~児女英雄伝」を
上演いたします。
清末期に「文康」によって記された
武侠小説『児女英雄伝(じじょえいゆうでん)」』が
原作となっており、中国・台湾・香港で
大変に人気がある女傑「十三妹」が
活躍する任侠活劇です。
京劇演目の中でもセリフ回しが多く、
ストーリー性があって、エンターテイメントとしても
十分楽しめる内容ながらも
京劇ならではの様式美や立ち回りなども
随所に組み込まれた名演目です。
今回も唱と立ち回りを兼ねる難役である
刀馬旦(ドウマダン)の名優「張桂琴」と
美少年役の小生(シャオション)を専門とする
「程孫耘」の二人を主演に据えてお届けいたします。 |
ジェームス小野田
(米米CLUB) |
加藤徹
(明治大学教授) |
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さらに、スペシャルゲストとして
米米CLUBの「ジェームス小野田」が登場。
これまでの新潮劇院公演では猪八戒役として
コミカルな役どころで登場していましたが
今回はどんな配役で登場するのか…
ぜひ楽しみにしてください。
そして、コミカルかつわかりやすい内容で
本編同様に毎回大変好評をいただいている
明治大学教授・加藤徹先生による
京劇レクチャーもあります。
皆様のご来場、心よりお待ち申し上げております。 |
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京劇「十三妹(シィサンメイ)~児女英雄伝」
■2014年9月13日(土)
開場 18:00 / 開演 18:30
■2014年9月14日(日)
開場 13:00 / 開演 13:30
※両日とも同じ演目となります
※全席指定、字幕付き
会場:成城ホール
(小田急線「成城学園前」駅から徒歩4分)
[出演]
何玉鳳(十三妹)…張桂琴
安驥…程孫耘
黒風僧…ジェームス小野田(米米CLUB)
張烏梅、張小山、高瀬育海、茶谷力輝、
樋口理世、竹口美鈴、張飛鳳、張小魚、
張寿和、大島陸
[京劇レクチャー]
加藤徹(明治大学教授)
演出:張春祥
照明:斎藤茂男 (株)シアタークリエイション
主催:新潮劇院
共催:成城ホール(アクティオ株式会社)
後援:中国大使館文化部 世田谷区
[チケット]
一般 : 4,300 円 /
世田谷区民 : 3,800円
高校生以下 : 2,000 円
※当日券は各500円増
[チケット取扱]
■新潮劇院ホームページ
こちらよりお申し込みできます
■イープラス
こちらよりお申し込みできます
悟空倶楽部優待販売
会員:3,500円
高校生以下:1,500円
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◆ 十三妹のあらすじ ◆
<十三妹(張桂琴)>
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両親の仇を追う、美しき女侠。
その名も「十三妹(シィサンメイ)」!!
かつては裕福な家庭の娘であった
「何玉鳳(かぎょくほう)」は、
何者かに父を殺され、母と逃げる身となった。
武術の達人のもとで修行を積み、
師より「十三妹」の名を授かると
刀と弾弓を携えて、親の仇を捜し求めに行く・・・
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◆ 第一部 悦来店(えつらいでん) ◆
「安驥(あんき)」は無実の罪で投獄された
父を助けるため、保釈金を準備して、
都からの長い旅を続けていた。
だが、お坊ちゃんには、慣れない山道は大変だし、
手伝い人足たちは、うまいこと保釈金を
まきあげようとする始末。
そんな様子を眺めていた「十三妹」は、
見るに見かねて、この世間知らずの
お坊ちゃんを手助けしようとするが・・・
威風堂々たる態度の「十三妹」と
ちょっとユルい「安驥」とのやりとりが
なんともコミカルな場面。
騎乗での道行を表現する京劇様式
「趟馬(ダンマー)」も見所です。 |
<安驥(程孫耘)>
<馬引き(張寿和、張烏梅)> |
◆ 第二部 能仁寺(のうねんじ) ◆
なんとか旅を続けていた「安驥」は、
古びた寺に宿を求めた。
寺の主である「黒風僧(こくふうそう)」は
「安驥」を快く迎え入れてくれたが、
実は坊主とは名ばかりの山賊集団だった。
一方、「安驥」と別れて旅をしていた「十三妹」は
彼の世間知らずぶりが気になってしかたがなくなり、
再び彼の後を追いかけていくのであった・・・。
京劇ならではの唱、そして悪党どもとの
大立ち回りが楽しめます。
また、張春祥に京劇指導を受けている
小学生の大島陸くんも特別出演。
未来の京劇スターの活躍をお楽しみに!
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<黒風僧(ジェームス小野田)>
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