覇王別姫(はおうべっき)
~能楽と京劇 日中ユネスコ無形文化遺産の融合~

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「能楽」と「京劇」の伝統が交錯する 新世紀のアジア芸能

「覇王別姫(はおうべっき)~能楽と京劇 日中ユネスコ無形文化遺産の融合~」イメージ 平成26年度テアトルフォンテ・アズビル・アワード
芸術文化活動支援制度対象事業

日本の伝統芸能「能楽」と中国の伝統芸能「京劇」
どちらもユネスコ無形文化遺産に登録されている
アジアの伝統芸ですが、かたや能面をつけ、
ゆったりとした動きをし、神秘的な「幽玄」の様相を
見せる『静』、かたや派手な衣装と化粧で激しく立ち回り、
大音量の銅鑼が鳴り響く『動』と、特徴が大いに異なります。
その相反する性質をあえて融合させることで、
アジアの流れを汲む新たな舞台芸術を創造致します。

本公演は演出家・佐藤信氏がプロデュースする「鴎座」での
競演を通して、お互いの技術に感嘆するとともに、
自分に負けないほど芸術に対する貪欲なまでの
欲求を持つ姿勢に、すっかり意気投合した二人・・・
新潮劇院主宰「張春祥」と能楽師「西村高夫」が、
それぞれの持ち味を生かしながら、新たなる伝統芸能を
模索していく活動の一環となります。
その最初のお披露目となる舞台として、
新潮劇院旗揚げ公演の場所である
泉区・テアトルフォンテ」を選びました。
かつてこの地より活動開始した当劇団が20年近くに渡って
活動を続けてこられたように、この新たな創作活動も
末永く継続し、新たな伝統芸能のスタイルとして
確立していくことを願います。

また、明治大学教授・加藤徹先生をお招きして
相互の違いについてのワークショップを開催致しますので、
他国の文化・芸術性に対する理解を深めていただくとともに、
自国の伝統芸能の奥深さを見直してください。

『覇王別姫(はおうべっき)~能楽と京劇 日中ユネスコ無形文化遺産の融合~』チラシ表

『覇王別姫(はおうべっき)~能楽と京劇 日中ユネスコ無形文化遺産の融合~』チラシ裏

平成26年度テアトルフォンテ・アズビル・アワード芸術文化活動支援制度対象事業
「覇王別姫(はおうべっき)
~能楽と京劇 日中ユネスコ無形文化遺産の融合~」

■2015年1月31日(土)
開場 13:30 / 開演 14:00

※全席指定、字幕付き

会場:横浜市泉区民文化センターテアトルフォンテ・ホール
(相鉄いずみ野線各駅停車「いずみ中央」下車)

[出演]
項羽:張春祥
虞姫(能)…西村高夫
虞姫(京劇)…張桂琴
女兵…樋口理世、竹口美鈴

演出:張春祥
照明:斎藤茂男 (株)シアタークリエイション
音響:張烏梅
主催:新潮劇院
後援:中国大使館文化部
    横浜市 文化観光局
    横浜市教育委員会
    公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団
    神奈川新聞社
    tvk(テレビ神奈川)
協力:横浜市泉区民文化センターテアトルフォンテ

    (指定管理者 神奈川共立・アズビル 共同事業体)

[チケット]
一般:3,000円 /高校生以下:1,500円
フォンテチケット 2,700円 / フォンテメンバーズ 2,500円
※フォンテチケット、フォンテメンバーズはテアトルフォンテ窓口のみの
  取り扱いです。 詳しくはテアトルフォンテまでお問い合わせください。

※当日券は各500円増

[チケット取扱]※11月20日(木)販売開始
■テアトルフォンテ:045-805-4000
(9:00~21:00 ※休館日を除く)

■新潮劇院ホームページ
こちらよりお申し込みできます

■イープラス
こちらよりお申し込みできます

悟空倶楽部
悟空倶楽部優待販売
会員:2,500円
高校生以下:1,000円

能楽師 西村 高夫
能楽師 西村 高夫
観世流シテ方。1976年、銕仙会に入門。
八世観世銕之亟、観世寿夫、山本順之に師事。
1978年 〈土蜘蛛〉のトモで初舞台。
1982年独立.。現在銕仙会の中堅筆頭格として活躍。
世阿弥座などの海外公演にも多数参加。
1991年 清水寛二と「響の会」を結成。


虞姫(能) イメージ
◆ 京劇演目「覇王別姫」について ◆
京劇「覇王別姫」(写真:木村武司/項羽:張春祥、虞姫:張桂琴)
<京劇「覇王別姫」> 京劇「覇王別姫」の剣舞(写真:井田裕明/虞姫:張桂琴)
<京劇「覇王別姫」の剣舞>

「覇王別姫」は、かつての女形の名優
「梅蘭芳」のために創られた
京劇を代表する名演目です。

中華の覇権を争った「項羽と劉邦」の物語より
『四面楚歌(しめんそか)』の故事でも有名な
項羽と后・虞姫の別れの場面を描いたもので
チェン・カイコー監督の映画「さらばわが愛、
覇王別姫」でもモチーフとして用いられ、
一躍有名となりました。

今回の創作コラボレーションはこの演目を
題材として、新しい表現を創作した
内容となります。

明治大学教授 加藤徹先生による特別ワークショップ
◆  能楽と京劇 伝統芸能の様式について ◆

日中伝統芸能の様式の違いや共通点・見所などを、
明治大学教授で京劇研究の第一人者である
加藤徹先生にレクチャーしていただきます。

特に若い世代の方々が伝統芸能に触れる機会となれば、
との考えから高校生以下は入場無料となっております。
(※事前のご予約が必要です)

加藤徹
1963年、東京生まれ。
2002年『京劇』でサントリー学芸賞受賞。
主著に「京劇」 「梅蘭芳 世界を虜にした男」「絵でよむ漢文」など

■ホームページ [京劇城]

明治大学教授 加藤徹

明治大学教授 加藤徹先生による特別ワークショップ
「能楽と京劇 伝統芸能の様式について」

■2015年1月29日(木)
午後の部 開場 14:30 / 開始 15:00
夜の部 開場 18:30 / 開始 19:00
(各1時間を予定)

※諸事象により、日程が変更となりました
※自由席・予約制

会場:横浜市泉区民文化センターテアトルフォンテ・ホール
(相鉄いずみ野線各駅停車「いずみ中央」下車)

[講師]
加藤徹(明治大学教授)

[チケット]
一般:500円 /高校生以下:無料

[ご予約]
■新潮劇院ホームページ
こちらよりお申し込みできます

悟空倶楽部
悟空倶楽部優待
会員は無料ご招待