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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2002/12/03 12月号
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◆■ 張┃春┃祥┃メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃
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>>>>>>>張春祥メールマガジン[2002/12/03]<<<<<<<<
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張春祥の活動の様子、新潮劇院の公演情報、京劇紹介、中国茶紹介販売等を
お届けいたします。
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■ごあいさつ
■新潮劇院NEWS
・政府発行の隔週発行誌「Cabiネット」10月1日号に掲載。
・テレビ東京「あかたのげん」の総集編で「張春祥」再放映。
・アン・フー(胡安)監督作品 映画「西洋鏡」の宣伝に参加。
映画の宣伝に伴い、2003年1月7日に「張春祥」の京劇が上演。
・3/7,8,9、加藤直演出「ミステリヤ・ブッフ」に出演。
・3月テアトルアカデミー「白蛇伝」に于躍、張春平、劇団研究生が客演。
■ワン茶房NEWS
■新潮劇院主宰講座
・京劇ワークショップ
・中国語教室
■メルマガ中国語講座
・「中国に油はつきもの」
■張春祥の独り言
■編集後記┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■――ごあいさつ―――――――――――――――――――――――――■
范文雀さんが亡くなった。あまり突然だったので信じられない。范さん
とは「砂与御前」という舞台で共演しました、この舞台は阿部公房の「砂
の女」が原作で、僕は砂の村につかまる旅人で范さんが砂の女、つまり夫
婦役です。僕よりずっと年上らしいけど化粧しなくてもとても美しい人で
した。この芝居を作る時は最初から演出家を選ばないで全部僕らを含めた5,6
人の人で話し合いながら作っていった。なんと脚本は范さんが書いたので
す。秋の公演のため夏には千葉で合宿もして、共同作業して作った芝居で
した。今年の夏の新潮劇院の公演にもご招待を出したのですが、忙しくていけな
いと丁寧なファクスが家に届いていて返事しなくてはと思いながら3ヶ月
が経ち、突然の訃報で消息を知りました。僕は今年初めに付き合いの長かった黒テントの村松さんも喪っている。ま
だ日本に来て12年ですが、日本の友人たちは亡くなる時も生きている時
と同じように忙しく、ゆっくりする間もなく逝ってしまうんですね。友人
の冥福を祈ります。范さんとの「砂与御前」、大切に宝物にします。張春祥
■――新潮劇院NEWS――――――――――――――――――――――――■
★政府発行の隔週発行誌「Cabiネット」10月1日号の36,37ページにカラ
ーで張春祥の紹介記事が掲載されていますので、どこかでこの本見かけた
ら見てみてくださいね。写真がとてもいいですよ。--------------------------------------------------------------
★今年の5月に出演したテレビ東京の番組「あかたのげん」の1年分の総
集編が放映されます。
「あかたのげん」は各界から「明るく楽しく元気な」人を紹介する番組で、
張春祥は「文化&芸能」ジャンルで40分にわたり紹介されました。今回は
総集編なのでちょっとしか出ないと思いますが、よかったら見てください
ね。以下全国のスケジュールです。テレビ東京 12/27(金)8:30〜8:55
テレビ大阪 12/27(金)10:30〜11:00
テレビ北海道 12/27(金)9:30〜10:00
くまもと県民テレビ 12/27(金)10:30〜11:00
大分放送 12/27(金)10:30〜11:00
岐阜放送 12/27(金)12:00〜12:30
びわ湖放送 12/28(土)13:30〜14:00
テレビせとうち 12/24(火)8:40〜9:10
チューリップテレビ 12/24(火)15:50〜16:20
信越放送 12/25(水)10:45〜11:15
宮崎放送 12/25(火)10:45〜11:15
山陰放送 12/25(火)10:00〜10:30
三重テレビ 12/25(火)13:30〜14:00
九州テレビ 12/25(火)15:00〜15:30
福井テレビ 12/30(月)10:55〜11:20--------------------------------------------------------------
★アン・フー(胡安)監督作品 映画「西洋鏡」の宣伝に参加します。
あらすじ・・・・1902年、中国に初めて映画を持ち込んだ英国人レイモン
ド。最初は誰も興味を持たないが、写真館で働く青年リューだけは、映画
小屋に通いつめる。人々も次第に興味を持ち、そのつうち映画小屋は連日満員になるが、おも
しろくないのが京劇団員たち。ところがリューは京劇界のスターの娘リンに恋をする。
また、レイモンドとリューは、西太后の誕生日を祝う式典で映画を上映す
ることになった・・・伝統の国中国で映画の普及に奔走した英国人と、映画に夢と希望を託した
少年、2人の情熱を通して、映画が中国に根付いていくまでを描いた作品
です。
張春祥とアン・フー監督との対談が雑誌「スイッチ」に掲載されます。また映画の宣伝に伴い、2003年1月7日に張春祥の京劇が上演されます。
詳細は後日お知らせします。
演目は「覇王別姫」生伴奏つきです。--------------------------------------------------------------
★3月7日・8日・9日、加藤直演出「ミステリヤ・ブッフ」神奈川県県
民ホールに出演します。--------------------------------------------------------------
★同じく3月にテアトルアカデミーというところの公演「白蛇伝」に于躍、
張春平、劇団研究生が客演します。京劇公演ではありませんが、客演の部
分は京劇です。■――ワン茶房NEWS――――――――――――――――――――――――■
この前食材「蚕」に関して書いたことがありますが、その後上海から来
たお客様とこの手の話をしていたらやはり食材「猿の脳みそ」があるらし
い。多くの中国人からこの食材の話は聞いたことがあるのだけと、実際に食べ
た人はまだいないのですよ。これは生でいただくらしいのですが誰か食べ
たことある人いたら紹介してくださいね。ところで蚕さんに再会してしまいました。今度のは生きて中国から運ばれ
てきた奴。おいしいから食べてみろと言われましたが。なるほど死んでか
ら炒めた奴は中身が薄い灰色ですが、生きたのを炒めた奴は栗みたいな色
でホクホクして、なかなか旨そう。中国東北地方へ行ったら皆さんも賞味
してみてはどうでしょう。さて、お茶の話ですが。前号でお知らせしたドングリ形のジャスミン茶と
花形のジャスミン茶が好評でしたので、また仕入れました。味は普通のジ
ャスミン茶と同じですが、茶葉が手作業で造形されているので、お茶碗に
1粒2粒入れてお湯を注すだけで手軽なうえ、見た目がきれいです。1週間
後くらいに画像をHPに載せますので見てくださいね。ワン茶房番頭 のぶ丼
■――新潮劇院の主宰講座―――――――――――――――――――――■
★1.京劇ワークショップ(講師:張春祥,たまに張春平,もっとたまに于躍)
新潮劇院では一般の方を対象に京劇を基礎から教えています。
「京劇が好き」、「京劇をちょっとだけやってみたい」という方、運動が
苦手でも、振りが覚えられなくても、落ちこぼれても大丈夫、誰も見てま
せんからっ!朝クラス 9:30〜11:30
12/4 12/11 12/18 12/24 1/10 1/15 1/23 1/28夜クラス 19:00〜21:00
12/3 12/10 12/18 12/24 1/8 1/14 1/22 1/28会場:東京都世田谷区烏山区民センター
(部屋が変わることがあるので事前にお問合せください)
東京都世田谷区南烏山6丁目2番19号 03-3326-3511
(京王線千歳烏山下車、新宿寄りの改札を出て左側の階段を上り前方50m)費用:1回2000円
☆遅れても入室可能です。
★見学は事前にご連絡ください。1回に限り無料です。用意する物:底の薄い運動靴と動きやすい服装
お問合せ、申込方法:メール nobu@shincyo.com
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★2.中国語教室(老師:張春祥)
NHKのテキストだけでは盛り上がらないので、来月から独自のテキストを
使います。普通の中国人の世間話、中国の若いカップルのおしゃべり、中年の夫婦喧
嘩などなど、世間に流通している中国語テキストでは学べないディープな
中国語はいかがですか。朝クラス 9:50〜11:50
12/3 12/9 12/17 12/25 1/8 1/14 1/21 1/29夜クラス 19:00〜21:00
12/4 12/9 12/17 12/25 1/9 1/15 1/21 1/29会場:東京都世田谷区烏山区民センター(部屋番号はお問合せください)
東京都世田谷区南烏山6丁目2番19号 03-3326-3511
(京王線千歳烏山下車、新宿寄りの改札を出て左側の階段を上り前方50m)費用:1回2000円
問合せ : 新潮劇院 電話/FAX 03−3484−6248
メール : nobu@shincyo.com■――メルマガ中国語講座―――――――――――――――――――――■
★中国語で何と言う?
〜現代中国語・とっさのひと言・北京弁・京劇業界用語・喧嘩用語などなど〜「中国に油はつきもの」
中国料理には油をたくさん使います。魯迅の小説に人間の肝を食べる話
が出てくるけど、その料理方法もやはり油炒めだったりして。日本人なら
生でいただきますかね?ところで中国語には人に対する形容詞で「油」(You・ヨウ)というの
があるんですが、これは決してお肌ギトギトの脂性の人という意味ではな
く「ずる賢い」とか「世渡りがうまい」とかの意味です。北京人を指して「北京油子」と言いますがこれは妖怪油赤子ではなく、ず
るい北京人という意味です。これからは上司の前でへこへこしている奴がいたら、奴は油だからと陰口
をたたきましょうね。■――張春祥の独り言―――――――――――――――――――――――■
1000年の都も共産党にはかなわないなぁ・・・・・。急に用事ができて
北京へ行ってきた。北京宣武区、有名な前門一帯が都市再開発にかかり、
古い建物が壊されている。この辺は昔から役者や歌い手など芸人が多く住
み、有名な京劇役者の家も残っていた。我が家だった天橋楽茶館もこの辺だし。残念、残念。北京市は2008年にオ
リンピックを誘致したもんだから、古くてぼろいものを片っ端から破壊し
ている。きっと20年後には後悔するに決まっているのに。ヨーロッパみた
いに古いものを大事にすればいいのに。張春祥
■――編集後記――――――――――――――――――――――――――■
皆さんこんにちは。今回から読者の方が増えて嬉しいです。
張春祥が急用で11月中旬から北京に帰ってしまって、今号の発行が遅れ
てすみません。
でも今回北京で京劇の衣装を買い付けたついでに小道具をいくつか余計に
買ったのでそのうちプレゼント企画の時に出しますので楽しみにしていて
くださいね。編集長 延どん
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沢山のご応募お待ちしております。
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発行日 : 月刊
編集長 : 延江 アキコ
発行 : 新潮劇院 http://www.shincyo.com/
〒 157-0072 東京都世田谷区祖師谷5-37-18
(Tel) 03-3484-6248 (E-Mail) nobu@shincyo.com
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