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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2003/06/03  6月号
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◆■  張┃春┃祥┃メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃
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----------6月号------------------------------------------第 0022 号
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 >>>>>>>張春祥メールマガジン[2003/06/03]<<<<<<<<
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┏━<<<今回の内容>>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 ■ごあいさつ
 ■7月公演記念プレゼント企画
 ■新潮劇院NEWS
  ・2003.05.31 合同京劇公演(発表会) 報告
  ・2003.06.22 京劇ワークショップ 千歳烏山カフェギャラリー「出」
  ・2003.07.05 京劇「張飛と馬超・腕輪を拾って」烏山区民センター
  ・京劇ミニ知識 「京劇の馬」
 ■ワン茶房NEWS 「非典」
 ■メルマガ中国語講座
  ・「票とは?」
 ■推薦コーナー
  ・「怪談狂言 牡丹燈籠」
  ・「盧思がCMに!?」
 ■新潮劇院主宰講座
  ・京劇ワークショップ
  ・中国語教室
 ■張春祥の独り言
 ■編集後記

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■――ごあいさつ―――――――――――――――――――――――――■

  発表公演が無事終わりました。当日は大雨のうえ京王線が事故で一時不
 通になりましたが。70%くらいお客様が入り充実した良い公演になりま
 した。

 応援してくださいましたお客様がた、心からお礼を言います。多謝!多謝!
 客席にはSARSで帰国中の中国京劇院の石山雄太さん、京劇研究家の平
 林宣和さん、京劇研究会の塩沢さん、東京票房の山下先生、京劇俳優の袁
 英明さんなどの姿もありました。

 生徒さんたちは皆とても良い緊張をしていました。羅鼓教室の生徒さんも
 難しい京劇打楽器をよく習得していてびっくりしましたし、うちの教室も
 一年生とは思えぬ出来でした。

 これからもっともっといろいろな芝居をやっていこうと双方で約束しまし
 た。新しい仲間はいつでも歓迎しますので、興味のある方は参加してくだ
 さい。

                              張春祥

■――7月公演記念プレゼント企画―――――――――――――――――■

 ★7月公演京劇公演「張飛と馬超・腕輪を拾って」(07.05)を記念して

 1.チケットペアで2組 
 2.京劇ワークショップ体験券2回分 2名
 3.京劇ポストカード2枚組 10名
 4.劇小道具「馬鞭」(中国国営戯装廠 謹製)(京劇で馬をあらわす小道具)1名
 をプレゼントいたします!

 みなさま、ご応募くださいませ!

 応募ページ→ http://www.shincyo.com/cgi/form.htm
 応募締切:6月15日 当選発表:6月18日(HP上で発表します)

 ※オープン懸賞です。ご友人・知人にも教えて、みんなで応募しましょう!

■――新潮劇院NEWS――――――――――――――――――――――――■

 ★張春祥京劇教室と邱雪痕銅鑼教室の合同発表会報告

 ・アンケートから・・・・・
 「盧思さん目当てだったので期待していませんでしたが、皆さんとても上
  手で本格的で本当に観に来てよかったと思いました」
 「中国語だったけどパントマイムでわかりやすかった」
 「盗仙草の槍を投げるシーンが良かった」
 「日本人のアマチュアがやっているとは思えないほど素晴らしかった、感
  動しました。」
 「手の動かし方、足のさばき、歌、踊り、音楽、皆楽しませていただきま
  した。盧思さん以外日本人ばかりだとはびっくりです。」
 「初めて京劇を観ました。動きで場面の内容を表現するのは難しいと思い
  ますが、それがわかり伝わってきたので素晴らしいと思いました。」
 「京劇初めて観ました。中国語は全くわかりませんが音として共感でき楽
  しく観ることができました。」
 「京劇を初めて観ましたが、言葉がわからず何だろうと思いつつ、動きで
  なんとなくわかりおもしろかった。」
 「道具の使い方がすごく上手い。こんな使い方もするのかとビックリした
  所もあった」
 「大道具がない状況でも身振りや踊り、台詞の掛合い、顔の表現などでと
  ても迫力を感じました。」

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 ★京劇ワークショップ 千歳烏山カフェギャラリー「出」izuru

 千歳烏山カフェギャラリー「出」izuru にて張春祥の京劇ワーク
 ショップをやります。

 定員20名足らずの小さな空間です。実際にお客様のどなたかに隈取りを
 施したり、個別の質問にお答えしたり手の届く距離で張春祥と話が出来ま
 す。

 日時:6月22日
 場所:千歳烏山カフェギャラリー「出」izuru
    世田谷区南烏山5-22-2 電話:03-3300-1436

 お問合せ:メール nobu@shincyo.com

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 ★新潮劇院京劇7月公演

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     ☆★☆☆☆☆☆ 好評発売中! ☆☆☆☆☆★☆
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  解説あり、字幕あり、伝統京劇がよく解って楽しめる!

  7月公演は代表的な伝統演目三つです。笑いあり、立ち回りあり、
 京劇を始めて観る方でも解りやすく、お勧めです。

 千歳烏山は遠いように思いますか?新宿から京王線快速で15分くらい。
 駅からはたったの1分。6時前には終演ですから遠くからおいでのお客様
 も帰りの心配はありません。

  どうぞ、皆さんお待ちしてます!

 日時:2003年7月5日(土)開場15:10 開演15:30
 場所:烏山区民センターホール
 演目:張飛と馬超・腕輪を拾って・蜈蚣嶺

 「張飛と馬超」
 ☆あらすじ・・・・三国時代。辺境を支配する馬超は勇敢で優れた武将。
  張飛は劉備のもとで名の知れた名将。馬超は張飛に戦いを挑むが、両者
  互角で勝負がつかない。夜になると鎧を脱ぎ捨てて取っ組合う二人。
  最後に劉備が仲裁に入る。
 ☆みどころ・・・・・かっこいい馬超VSおちゃめな張飛の絢爛豪華なたち
  まわり。

 「腕輪を拾って」
 ☆あらすじ・・・・・ハンサムな男性を物色しながらわざと家の前で針仕
  事をする少女の前を貴公子が通りかかり腕輪を落として去る。さっそく
  拾ってしまい込む少女。それを覗き見ていた隣の婆は・・・・・
 ☆見どころ・・・・・・少女と道化婆のやりとり。

 「蜈蚣嶺」
 ☆あらすじ・・・・・水滸伝の一段。梁山泊へ向う武松が途中の蜈蚣嶺で
  娘をかどわかされた老人に出会い、黙っていられなく娘を救いに行く。
 ☆見どころ・・・・・「走辺」とよばれる踊りのような部分を含む、武戯
  です。武将でも貴族でもない庶民の武松は衣装などは地味ですが、演技
  は高難度で北京でも演じる役者は少ないです。

 出演:張春祥・蘆思・于躍・チャンチンホイ・張冠玉・他
 チケット:前売り4000円 当日4500円

 お問合せ、先行予約:メール nobu@shincyo.com

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 ★京劇ミニ知識★

 「京劇の馬」

  今回のプレゼント企画の賞品にしている「馬鞭」ですが、これは決して
 鞭ではなく馬本体を表します。スキーのストック位の太さの藤に房を何ヶ
 所かつけた物でしっかり握って振りながら歩いた場合は馬に乗ってる意味。
 ぶら下げているだけの時は馬を引いている意味になります。

 色は黒、赤、白、水色、ピンクなどがあり馬の色を表します。水色、ピン
 クは少年や女性が使う色で、馬本体の色というより馬の装飾品の色でしょ
 うね。

■――ワン茶房ニュース――――――――――――――――――――――■

  番頭「SARS・・・・・」
  北京の問屋「非典・・・・」
  番頭「・・・のせいで仕入れが・・・・・」
  北京の問屋「・・・、真没人来・・・・・・」
  番頭「今月お休みしようかな・・・・・・・」
  北京の問屋「関門回家・・・・・」

■――メルマガ中国語講座―――――――――――――――――――――■

 ★中国語で何と言う?
〜現代中国語・とっさのひと言・北京弁・京劇業界用語・喧嘩用語などなど〜

 ・票(piao・ピャオ)とは?

 冒頭に東京票房の山下先生とありますが、この「票」について説明します。
 「票」(piao・ピャオ)というのは切符・券・チケットの意味で、
 「月票」は定期券、「飯票」は食券、「糧票」は穀物配給券です。

 でも京劇界では独特の使い方、「票友」(ピャオヨウ)は京劇愛好者、
 「票房」(ピャオファン)は彼らの練習場所、(東京票房は田町の新亜飯
 店で活動してます)「玩票」は愛好家が京劇を演じることです。

 京劇好きが高じてプロに転向してしまうことを下海(シアハイ)と言いま
 す。現代では改革開放政策に乗り公務員を辞めて商売を始めることも「下
 海」と言います。

■――推薦コーナー――――――――――――――――――――――――■

 新潮劇院に係わるいろいろなジャンルの友人たちの作品を毎月紹介します。

 ★新潮劇院の山口幹が野村万之丞の作品に出演中!

 5月27日から6月8日 東急セルリアタワー能楽堂
 萬狂言「怪談狂言 牡丹燈籠」 野村万之丞、渡辺美佐子、柳家さん喬
 他出演
 全席指定7000円

 問い合わせ電話03−5766−6053 萬狂言東京事務局

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 ★盧思が味覚糖「シゲキックス」のCMに!?

  と言っても中国大陸での放映分で、先日吹き替えの録音をしました。
 来月くらいから上海で放送されるそうです。楽師の金虹さん(チラシ参照)
 と新人の付傑さんと3人、笑いの絶えないスタジオでした。

■――新潮劇院の主宰講座―――――――――――――――――――――■

 ★1.京劇ワークショップ(講師:張春祥)

 今回の発表公演の基となる教室です。興味があったらすぐにいらっしゃい。
  世界が広がりますよ。

   朝クラス(10:00〜12:00) 第2会議室
   6/3(火) 6/13(金) 6/18(水) 6/24(火)
   7/9(水) 7/15(火) 7/23(水) 7/29(火)

  夜クラス(19:00〜21:00) 第2会議室
   6/3(火) 6/13(金) 6/18(水) 6/24(火)
   7/9(水) 7/16(水) 7/25(金) 7/29(火)

 会場:東京都世田谷区烏山区民センター
 東京都世田谷区南烏山6丁目2番19号  03-3326-3511
 (京王線千歳烏山下車、新宿寄りの改札を出て左側の階段を上り前方50m)

 費用:1回2000円
    ★遅れても入室可能です。
    ★見学は事前にご連絡ください。1回に限り無料です。

 用意する物:底の薄い運動靴と体操服

 お問合せ、申込方法:メール nobu@shincyo.com

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 ★2.中国語教室(老師:張春祥)

 「中国人と会話する」を目標にもっぱら喋る練習をします。
 NHKのテレビ中国語会話のテキストをお持ちください。

  朝クラス(10:00〜12:00)
    6/5(木) 第6会議室  6/12(木) 第6会議室
   6/19(木) 第6会議室  6/25(水) 第6会議室
   7/10(木) 第6会議室  7/14(月) 第3会議室
   7/25(金) 第3会議室  7/30(水) 第6会議室

  夜クラス(19:00〜21:00)
   7/11(金) 第6会議室  7/14(月) 第5会議室
   7/23(水) 第5会議室  7/30(水) 第6会議室

 会場:東京都世田谷区烏山区民センター
 東京都世田谷区南烏山6丁目2番19号  03-3326-3511
 (京王線千歳烏山下車、新宿寄りの改札を出て左側の階段を上り前方50m)

 費用:1回2000円

 問合せ : 新潮劇院  電話/FAX 03−3484−6248
 メール : nobu@shincyo.com

■――張春祥の独り言―――――――――――――――――――――――■

  発表会が終わった。生徒さんたちは一度も中国へ留学したことないし、
 中国語も初級程度。でも一年であれだけ出来た。どんどん本場のコンクー
 ルへ送り込もう。

 京劇習うなら中国へ行くしかないという時代は終わったのだ。ここには
 日本人楽師のいる。たとえば北京で習って発表したい場合は自費で劇場借
 りて楽隊を雇うしかない。経済的にたいへんだろう。

 今ここでやってることって皆で力を合わせて公演を創り上げる。これって
 素晴らしいじゃないか。

                             張春祥

■――編集後記――――――――――――――――――――――――――■

  発表会では暖かい応援をありがとうございました。声をかけてくださっ
 たお客様、お菓子を差し入れてくださったお客様、この場を借りてお礼を
 申し上げます。あの日打ち上げ会場では、もう来年の話が持ち上がってい
 ました。裏方のわたしも頑張ります。
                         編集長 延どん

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発行日 : 月刊
編集長 : 延江 アキコ
発行  : 新潮劇院 http://www.shincyo.com/
〒 157-0072 東京都世田谷区祖師谷5-37-18
(Tel) 03-3484-6248 (E-Mail) nobu@shincyo.com
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