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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2004/12/16 12月号
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-------皆で北京へ行ってきます。号-------------------------第 0035 号
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>>>>>>>張春祥メールマガジン[2004/12/16]<<<<<<<<
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┏━<<<今回の内容>>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
■ごあいさつ&独り言
■新潮劇院NEWS
・新潮劇院京劇教室第二回発表会の演目紹介
■編集後記
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■――ごあいさつ&独り言―――――――――――――――――――――■
皆さん、お元気ですか?
今京劇教室の生徒たちは発表会に向けて特訓中です。
演目は「覇王別姫」「打焦賛」「虹霓関」の3本。今年は2年目なので、
本格的な演目にしようと思って選んだのですが、難しいうえに皆忙しくて
稽古に来られなかったり。やっと1本目ができあがっただけ・・・・・・
先日は銅鑼教室との合同稽古、音に合わせて立ち稽古です。楽師の王さん
は「ちょっと立ち稽古は早すぎないかな?」と言う。でも、なんとなく自
信があって、そのままやってしまいました。
結果はやはりうまく行かなかったけど、これから各人で仕上げていくしか
ありません。生徒さんたちに厳しく言ったら、皆僕と目を合わせなくなっ
てしまいました。
駅のホームでは僕と王さんが虞美人役の生徒さんにダメだしするし・・・。
他の生徒さんは笑ってるけど、僕は必死、とにかくこの発表会はうまく仕
上げなくちゃ。
きっと本番ではうまく行きますよ。僕はうるさい教師だから舞台袖で見て
いられなくなって、急いで化粧して舞台に出て行ってしまうかも知れない。
僕は明日から北京へ行きます。生徒さん二人も北京へ行くのであちらで落
ち合って、美味しい物を食べる予定です。冬の北京は羊のしゃぶしゃぶが
有名だし、後羊の串焼きもうまい。生徒さんを連れて京劇学校見学も行こ
うと思ってます。中学生の京劇も上手で可愛いです。お土産買ってきたら
次号でプレゼントします。お楽しみに。
今年はメルマガの発行が遅くなったりして
すみませんでした。反省、反省。反省の中国語は「検討自己」です。
張春祥
■――新潮劇院NEWS――――――――――――――――――――――――■
★新潮劇院京劇教室第2回発表会の演目紹介
☆「覇王別姫」・・・秦の始皇帝の圧政に立ち向かった劉邦と項羽だが、
後に二人の天下取りの戦いになる。項羽の負け戦が続き、劉邦に追い詰め
られ、その日も項羽は負けて帰って来る。虞姫が剣舞で慰めるが、そこに
敵陣から項羽の国の歌が聞こえてくる。それは劉邦の計略だったが歌を聞
いた項羽は周囲の味方が皆降参して、敵に囲まれたと思い絶望し、(これ
が「四面楚歌」です。)愛馬と虞姫を連れて逃げようとするが、虞姫は足
手まといになるからと項羽の腰から刀を抜き自殺してしまう。
☆「虹霓関」・・・・東方氏という女性が夫の仇打ちをしようと戦いを挑
んだ相手は幼馴染だった。しかもハンサムで腕が立つ。「私の夫になれば、
あなたを殺さない」と戦いながらプロポーズする。彼に断られたが色気を
振りまき何とか無理やり山荘の自分の寝室に連れ込み結婚しようとする。
うまく行ったような気がしますが、実はこの後逆に殺されてしまうのです。
残念!
☆「打焦賛」・・・・将軍の息子が敵に捕らわれたが兵が足りないので、
将軍のお母さんに強い武士を貸してくれと頼みに行く。するとお母さんの
女中をしている少女が志願してくる。
お下げ髪の可愛い少女を見て武将たちは馬鹿にするが、「じゃあ、あたし
と戦ってごらん」と挑発され、焦賛が手を出すと強くて全く叶わない。悔
しがる焦賛とお転婆娘の戦いが面白い。
昨年の第1回発表会は大好評。レベルアップした第2回も邱雪痕さんの
鑼鼓教室と合同です。役者も楽士も日本人の生徒さん。
お楽しみに!
月日:2005年2月26日
場所:第1回と同様、世田谷区の烏山区民センターホールです。
お問合せ、申込方法:
新潮劇院 メール nobu@shincyo.com
■――編集後記――――――――――――――――――――――――――■
皆で北京へ行ってきます。おもしろいニュースを仕入れてきます。
編集長 延どん
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