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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2010/09/25  9月号
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-----9月号-----------------------------------------------第 0078 号
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>>>>>>>張春祥メールマガジン[2010/09/25]<<<<<<<<
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┏━<<<今回の内容>>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

 ■ごあいさつ

 ■張春祥の「孫文」が再び! 東京ギンガ堂公演『孫文と梅屋庄吉』

 ■2010年12月 世田谷区後援『京劇』

 ■京劇教室と中国語講座のご案内

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■━━ごあいさつ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

 最近は猛暑続きから、ちょっと涼しくなってきて、

 ようやく秋の感じがしてきました。

 僕は、今ちょうど舞台稽古の真っ最中です。

 中国の清朝を倒した「孫文」と、日本の実業家「梅屋庄吉」の物語で、

 3年ぶりの再演ですが、新作と言っても良いくらいの内容になっています。

 僕も、改めて稽古して、初演のときには理解できていなかったり、

 気持ちがきちんとついていかなかったりした所がクリアになって、

今回、さらに面白い舞台になりそうだと感じています。

 特に、今回ミュージカル風になったことによって、

 新しい発見・気持ちが産まれました。

 セリフにしたら気恥ずかしくて、ポロっと言ってしまうようなところも

 歌のフレーズとして何回も出てくると、本当に気持ちが入ってきて、

 その世界にますます入り込めるようになりました。

 メロディもとてもきれいで、歌いながら涙が出そうになってきます。

 梅屋庄吉役は、劇団昴の山口嘉三さん。

 本当に味のある役者で、彼と一緒にお芝居ができて嬉しいです。

 彼は、セリフ・目線・立ち位置など、自然にコミュニケーションが取れて

 一緒に稽古しててとてもやりやすい。さすがベテランだな、と思います。

 もうひとつ、とても大事なことは、彼からは孫文を応援する気持ちが

 とても伝わってくる。当時の孫文は大総統になる前の単なる亡命者で

 それを親友である梅屋庄吉たちが匿って、応援するのだけれども、

 山口さんは目線だけで、その気持ちがすごく伝わってきます。

 孫文の奥さん、宋慶齢の役は王飛という子が演じます。

 若くて可愛らしくて、明るくて純粋。

 本物の宋慶齢もこんな感じの人かな、と思った。

 元劇団四季の子で歌もうまいから、それも楽しめると思います。

 志士の一人である宮崎滔天を演じる劇団円の大谷朗さんは

 役の上だと「喧嘩するほど仲が良い」というような関係だけど

 実際にはお兄さんみたいに優しく色々フォローしてくれます。

 前回公演でも、日本語がよくわからないとか、初演で居心地が悪いとか

 そういうことを色々助けてくれました。感謝。

 他にも若手が一杯入ってきて、良いメンバーが揃いました。

 稽古では若造から、日本語のダメ出しをされています(笑)

 稽古していてとても楽しい感じです。

 でも、演出家は「上手すぎるとダメだよ。なまりがないと」と言われ

 それも難しいところですね。でも、やっぱり上手い方がいいので

 もし、本番の時、僕の日本語がなまりすぎてたら、

ぜひ、厳しくダメ出ししてください。

 後に中国の国父と言われる孫文が清朝打倒を目指し、

 それを応援する、梅屋庄吉を始めとする日本の志士たちがいたり、

 孫文の命を狙う暗殺者がいたり、という重い内容ですけれど、

 結構面白い芝居です。場所も新宿で、昼・夜公演もあり

 気候もちょうど良い、と行きやすい条件がそろっていますので(笑)

ぜひ、みんな観に来てください。

                          ○ 張春祥 ○

■━━張春祥の「孫文」が再び!東京ギンガ堂公演『孫文と梅屋庄吉』━■

 2007年秋、張春祥が主演を務め、日本中国10都市を巡演し、大好評を得た

 『孫文と梅屋庄吉』が、音楽劇『百年の絆』となって還ってきます。

 中国の国父、孫文と日本最初の映画会社 日活の創始者、梅屋庄吉の

 命を賭けた30年の交流を歌と踊りにのせて描く。愛と涙と笑いの音楽劇!!

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■音楽劇 『百年の絆 -孫文と梅屋庄吉-』
〜One Hundred Year's Bond〜

 2010年10月16日(土)〜24日(日)
新宿・紀伊国屋ホール
脚本・演出:品川能正
前売 5,000円 / 当日 5,500円 (全席指定)

 <お問い合わせ>
東京ギンガ堂
東京都新宿区新宿1-2-1-809
TEL:03-3352-6361
http://www.tokyo-gingado.com

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☆☆☆☆ 新潮劇院ホームページでもチケットお取り扱い中 ☆☆☆☆
☆☆☆☆   http://www.shincyo.com/ticket2.html    ☆☆☆☆
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■━━2010年12月 世田谷区後援『京劇』━━━━━━━━━━━━━━━■

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◆ これぞ京劇の真髄!『骨子老戯(古典の名演目)』三本立て! ◆
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 2010年の最後にお届けする新潮劇院の京劇公演は

 「京劇の真髄といえる名作古典」を意味する

 『骨子老戯(グージーラオシー)』

 をテーマに珠玉の戯曲3本を選びました。

 ぜひ、京劇の真骨頂を体感してください。

 また、京劇研究の第一人者加藤徹先生による

 京劇レクチャー付き。この機会をお見逃しなく!!

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◆2010年12月 世田谷区後援『京劇』

 2010年12月19日(日)
開場 15:30/開演16:00
世田谷区 玉川区民会館ホール
(東急大井町線・等々力駅より徒歩1分)

 <出演>
張桂琴、盧思、殷秋瑞、程孫雲、馬征宏、候偉、張冠玉、
張菊会、張烏梅、張春祥、他

 <楽師>
洪鋼、金虹、許佳、関潔沁、他

 <京劇レクチャー>
加藤徹(明治大学教授)
[ホームページ・京劇城 http://www.geocities.jp/cato1963/KGJ.html ]

 [前売]
一般:4,800円 / 世田谷区民:4,300円 / 高校生以下:2,000円
※全席指定、字幕付き
※当日券は各500円増

 [演目]
◆状元譜 …日本初上演の演目で「孝の心」と「家族の絆」を
主題とした心温まる世話物です。

 ◆貴妃酔酒…刻一刻と揺れながら変化する女心の美しさを
高度な舞いと歌で表現する芸術性の高い作品です。
女形の名優『梅蘭芳』の代表作としても有名なこの演目を、
国宝級の京劇女形『張君秋』を祖父に持つ『盧思』が演じます。

 ◆打焦賛 …中国で有名な歴史小説「楊家将演義」の一節です。
猛将「焦賛」が、女中の「排風」と腕試しをすることに。
「排風」は武芸の達人なのですが、そうとも知らぬ「焦賛」は…
小柄な少女と隈取りとの大立ち回りは、軽快かつコミカルで
観劇後に心地よい爽快感が残ります。
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 ☆詳細ならびにチケットのお申込はホームページにて!
http://www.shincyo.com/main_01.htm

■━━京劇教室と中国語講座のご案内━━━━━━━━━━━━━━━━■

 ★ 新潮劇院 京劇ワークショップ ★

 新潮劇院では、日本での京劇普及活動の一環として

 誰でも京劇を体験・学習することのできるワークショップを

 週1回のペースで開催いたしております。

 『一度、京劇を体験してみたい』という方から

 『本格的に京劇を学んでいきたい』という方まで

 各個人のレベルに合わせ、丁寧な指導を行っております。

 また、不定期ではありますが、新潮劇院で鼓師を務める「洪剛」が

 指導する「鑼鼓教室」との合同京劇発表会も行っております。

 ご興味のある方は、ぜひ、お越しくださいませ。

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会場:東京都世田谷区烏山区民センター(京王線 千歳烏山駅)
日時:週1回(不定期)19時〜21時
費用:1回 2,000円
○遅れても入室可能です。
○見学は事前にご連絡ください。1回に限り無料です。

 ☆お問合せ、申込方法:メール dajinzhuan@mail.goo.ne.jp
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 ★ 張春祥 中国語講座 ★

 「中国人と会話する」を目標にもっぱら喋ることをテーマに練習をします。

 京劇役者が指導する、普通の中国語教室とは一味違ったレッスン。

 あなたも是非、体験してみませんか?

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会場:東京都世田谷区烏山区民センター(京王線 千歳烏山駅)
日時:毎週金曜日 10時〜12時
費用:1回 2,000円

 ☆お問合せ、申込方法:メール nobu@shincyo.com
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■━━編集後記━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■

 私事ではありますが、引越しをすることになりました。

 築年数が結構古くて、内装がボロボロなのですが、

 お金もないもんで、リフォームを自分でやろうと決心。

 いざ始めたら、エラい大変で…ブログなども滞ってる次第です^^;

 幸い(?)師匠は孫文の稽古で大忙しなので、

 今のうちにプライベートのことを片付けておきます。

                           担当:張烏梅

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発行日 : 月刊
編集長 : 延江 アキコ
発行  : 新潮劇院 http://www.shincyo.com/
〒 157-0072 東京都世田谷区祖師谷5-37-18
(Tel) 03-3484-6248 (E-Mail) nobu@shincyo.com
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