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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2001/11/26 12月号
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◆■  張┃春┃祥┃メ┃ー┃ル┃マ┃ガ┃ジ┃ン┃
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------12月号----------------------------------------------第 0003 号
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 >>>>>>>張春祥メールマガジン[2001/11/26]<<<<<<<<
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 張春祥メールマガジンは、読者登録された方へお届けしている情報誌です。
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┏━<<<今回の内容>>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

■ごあいさつ
■公演NEWS
 ※オペレッタ「モモタロウ」の前期稽古始まりました。
■ワン茶房NEWS
 ※中国とお茶その2
 ※聞き茶やります(太極拳・水墨画もあります。)
■京劇公演情報
 ※ワークショップについて
 ※京劇ワークショップ・第2弾 参加者募集!
■張春祥の独り言
■編集後記
 ※メルマガ読者プレゼント!(編集長延どんの北京土産が当たります。)

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■――ごあいさつ―――――――――――――――――――――――――■

  メルマガ第2号です。10月はお休みしてしまい申し訳ありませんで
 した。もうすぐ12月です。3日から1周間くらい北京へ帰るつもりです。
 次回の土産話をお楽しみに!

                             張春祥

■――公演NEWS――――――――――――――――――――――――――■

 ※オペレッタ「モモタロウ」の前期稽古始まりました。

  来年岡山で上演される加藤直さん演出のオペレッタ「モモタロウ」で振
 りつけをやっています。ももたろう役は安達裕美ちゃん。今、鬼たちの振
 りつけの所と立ち回りを考えているところです。

  僕は中国の古典音楽で育っているので五線譜に触れたのは日本に来てか
 らです。90年の「龍の子太郎」の時なんかはまだ耳から覚えていて、そ
 の後ミュージカルや音楽劇のたびに♪に悩まされました。京劇は工尺譜と
 いう日本のお琴の楽譜みたいなやつ、音が数字で書いてあるんです。

  「夜会」では極めつきに苦しんで、中島みゆきさんがみかねて、いっし
 ょに歌ってくれました。それを繰り返し聞きましたが……。さて、今も、
 「モモタロウ」の楽譜を持ち歩いて振りを考えているんだけど、京劇は動
 作はリズムに乗らなきゃいけないけど、西洋音楽は反対に完全に乗るとロ
 ボットみたいですね。京劇は打楽器とずれるとすごく格好悪い、実は打楽
 器奏者が役者に合わせるんだけど、お客から見ると役者がずれたように見
 えるし。鬼の振りはあまりに京劇の振りが似合いすぎるから逆に崩した方
 がいいかな??

  ところで、この「モモタロウ」に新潮劇院の日本人役者、長谷川新と山
 口幹が出演します。鬼の役で。この2人は秋に葛飾シンフォニーヒルズで京
 劇「三岔口」をやったコンビで、長年張春祥門下で京劇を練習しているん
 です。
  岡山方面にお住まいの方見てみてくださいね。

 ●オペレッタ「モモタロウ」
 2002年2月9日(土)18:30開演、10日(日)14:00開演
 岡山シンフォニーホール(岡山県岡山市)
 SS席10,000円、S席8,000円、A席6000円、B席4,000円
 電話:086−234−2010(チケットセンター)
 出演:安達裕美、うじきつよし、塩田美奈子、他
 演出:加藤直 音楽:服部克久 演奏:岡山フィルハーモニック管弦楽団

                            張春祥

■――ワン茶房NEWS――――――――――――――――――――――――■

 ※中国とお茶その2

  中国人は匂いの強い香辛料や食べ物が好きだから、各地でいろいろな匂
 いがします。
  香菜(コリアンダー)はワンタンスープには必須だし、八角(スターア
 ニス)は煮込み料理に欠かせません。ウイグル人のシシカバブにはズーラ
 ンという香辛料がたっぷりかかり、お菓子のアンコさえ胡麻の香りぷんぷ
 んです。水餃子の食卓には皮を剥いたニンニクがコロコロ転がっていて、
 生のままかじりながら餃子を食べるのが北京流です。酒は65度くらいの
 高粱酒が人気で無色透明ながら匂いは強烈、(余談ですが中国の酒瓶の蓋
 は作りが悪く傾けると漏れるため、大陸からの飛行機の中で突然匂い始め、
 顰蹙をかうことがよくあります。)極めつきは「臭豆腐」!!ホント汲み
 取りトイレの臭いです。蓋を空けると部屋中トイレ化します。(中国へ行
 った時はぜひ匂ってみてくださいね。)

  さて、すべての食べ物飲み物の自己主張が強い中国ではお茶も負けてい
 ません。茉莉花茶は言うまでもなく烏龍茶も香りが深く、他の脂っこい匂
 いと好戦しています。たとえば当HPで売ってる烏龍茶の「金萱」という
 のはミルクのような濃厚な香りでおくゆかしい鉄観音系の香りとは一風異
 なる個性的な烏龍茶です。以前、北京で日本のほうじ茶や煎茶をいれてあ
 げたことがありますが、匂いが強く油っこい中国の料理たちの前ではまっ
 たく魅力を引き出すことは出来ませんでした。

  さて、老北京人は「お茶は臭い靴下と同居しても香りが褪せることはな
 いが、漢方薬とだけはいっしょに置いちゃいけないんだ」と言います。そ
 うそう冒頭で言い忘れましたが漢方薬の匂いも相当なもんですね。

  最後に、京劇の匂いは何だと思いますか? 衣装のずらっと並んだ楽屋
 で嗅ぐ、衣装や小道具に使用されてる糊の匂いです。京劇に夢中だった留
 学生の頃、楽屋でその匂いをくんくんして幸福感にひたってました。

                      ワン茶房番頭 延どん

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 ※聞き茶やります(太極拳・水墨画もあります。)

  2002年1月1日、2日、高輪プリンスホテル国際館パミール1階ロ
 ビーにて、高輪プリンスホテルお正月プランの一部として聞き茶とお茶の
 販売をやります。
  8時〜12時まで、聞き茶とお茶、茶碗、急須などの販売もやります。
 8時〜と8時30分〜の、各10分間ずつの間は張春祥が現れて、太極拳
 をやります。どうぞ皆様遊びに来てください。

  当日は、同じフロア‐に中国水墨画コーナーを出展する謎の中国人「李
 さん」もいますので水墨画も習えますよ。

■――京劇公演情報――――――――――――――――――――――――■

 ※ワークショップについて

  ワークショップ始まりました。祖師谷から徒歩8分という交通の便の悪
 さにもかかわらず今のところ4名の方が参加してくれました。場所に関し
 ては、次回は京王線烏山駅の駅前の地区センターにしました。新宿から急
 行で15分くらいかな。ホントに駅前だから便利です。新潮劇院の稽古にも
 よく使う所なんです。

  今まで何回も京劇を教えてきましたが、どこかの劇団とか団体とかから
 依頼されるのが多く、今回のようにまったく僕1人でやるのは初めてです。
 対象も幅広いし内容にも制限はないので、何でもできるからいいですね。
 始めての方には基礎を繰り返しやってもらうのがいいんですが、やはりつ
 まらなくなってしまいます。
  そこで何かの演目の一部分を教えることにしました。覇王別姫の虞美人
 の剣の舞いなど。うまく出来なくても京劇の気分は充分味わえますから。
 それと化粧や衣装もつけてあげようかなと思ってます。マリオンには紙面
 の関係でこんな詳しいこと載らなかったんですが、いろいろやってみます
 ので、皆さん来てくださいね。

  京劇の歌だけ習いたいとかアクロバットだけやりたい、お化粧だけした
 い、女形の格好だけ一度してみたい?とか、今のところ人数が多くないの
 で対応できる限り対応していくつもりでいます。よろしくお願いします。
  ひとつだけ注意!教えている時、わたしの日本語が時々間違っていても
 許してくださいね。

 ●開催中の京劇教室(ワークショップ)まだ受講できます。
 途中からでも大丈夫。
 11月27日(火)9:00〜12:00 祖師谷区民集会所第3会議室
 12月11日(火)  同上             同上
 12月18日(火)  同上             同上
 12月26日(火)  同上             同上
 お問い合わせ、申込みは nobu@shincyo.com までよろしくお願いします。

                             張春祥

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 ※京劇ワークショップ・第2弾 参加者募集!

 ●ワークショップ第2弾の日程は下記の通りです
 2001年12月27日(木)19:00〜21:00
 2002年 1月 5日(土)  同上
          8日(火)  同上
         15日(火)  同上
         22日(火)  同上
         29日(火)  同上
 会場:東京都世田谷区 烏山区民センター (03-3326-3511)
    東京都世田谷区南烏山6丁目2番19号
    京王線千歳烏山駅より徒歩1分。
 内容:京劇の歩き方、腕の基本的ポジション、目の使い方
    舞台の使い方。覇王別姫の虞姫の剣舞をやってみる。
    (衣装をつけてあげる)
    化粧希望者には化粧体験(予約必要)など。
 受講費:一回2000円(テキストつき)

 服装:参加する時は動きやすい服装で
 人数:毎回5名(先着)・見学者毎回5名
 申込方法:メールのみ nobu@shincyo.com

 以上、全部で計6回、各2時間、人数は毎回先着5名様まで予約できます。
 毎回内容が違いますので、6回連続の予約も出来ます。
 ぜひ、参加してください。ご応募お待ちしております。
 今回は、見学者も5名様、募集します。

 お問い合わせ、申込みは nobu@shincyo.com までよろしくお願いします。

■――張春祥の独り言―――――――――――――――――――――――■

  寒くなりました。寒くなると北京名物「羊肉のしゃぶしゃぶ」が恋しく
 なちゃて・・・・・・
 あと伝統的ファーストフード「羊肉の串焼き」を5,6本立ち食いしてか
 ら最後に高粱酒をあおれば、冬気分いっぱい。日本の冬はおでんですか?

                             張春祥

■――編集後記――――――――――――――――――――――――――■

 ※メルマガ読者プレゼント!(編集長延どんの北京土産が当たります。)

  11月号は、北京に行ってまして、メルマガ発行出来なかったのですが、
 北京のお土産を少し買ってきました。メルマガ読者のみなさんにプレゼン
 トします。
  ホームページの応募ページに必要事項をご記入の上、ご応募下さい。
 今回は、メルマガ読者対象なので、当たる確率高いと思います。

 ●プレゼント内容
 北京のお土産:「携帯ストラップ」、他
 問題:京劇の匂いは何??(このメルマガの中に答えがあります。)
 応募期限:12月15日(発表:12月20日)
 その他詳細は、ホームページをご覧下さい。
 張春祥・新潮劇院HP http://www.shincyo.com/
                         編集長 延どん
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 沢山のご応募お待ちしております。

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発行日 :月刊
編集長 :延江 アキコ
発行  :新潮劇院 http://www.shincyo.com/
〒 157-0072 東京都世田谷区祖師谷5-37-18
(Tel) 03-3484-6248 (E-Mail) nobu@shincyo.com
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