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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━2002/01/07 お正月号
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------お正月号--------------------------------------------第 0004 号
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 >>>>>>>張春祥メールマガジン[2002/01/07]<<<<<<<<
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※プレゼントの発表が、遅くなり申し訳ありませんでした。

┏━<<<今回の内容>>>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓

■ごあいさつ
■中国映画のお話
■ワン茶房NEWS
■京劇公演情報
 ※新潮劇院2002年春公演情報
 ※京劇ワークショップ・第2弾 参加者募集!
 (注意:日時の変更があります。)
■張春祥の独り言
■編集後記

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■――ごあいさつ―――――――――――――――――――――――――■

  明けまして、おめでとうございます。新年早々高輪プリンスで太極拳を
 教えてしまいました。盛況でした。元旦に遅刻して迷惑をかけましたが、
 めげずに親切にしてくれたホテルの須田さんありがとうございました。
 また、ワン茶房の聞き茶のコーナーに来てくれたお客さんにもありがとう。
 京劇ワークショップも楽しくやってます。初めての方も経験者もいっしょ
 に仲良くわいわいやってます。どうぞ皆さん、来てください。
 次は3月の公演の演出プランを考えます。どんなのやるかなぁ?

                             張春祥

■――中国映画のお話―――――――――――――――――――――――■

 ※今回久しぶりに北京へ行ってきました。
 
  北京では中国京劇院と北京京劇院が合体するとかしないとか。バタバタ
 している京劇連中を避けて、映画の監督たちと会って来ました。

  まず章明。先日渋谷で行われた映画祭で「週末のできごと」という彼が
 原作・脚本・制作・監督を全部やった映画上演しました。
  章明は電映学院の先生をやっていて、学校まで会いに行ってきました。
 「週末の出来事」で主役をやっている女性は彼のガールフレンドです。
 この映画、撮影が四川省の山の中なので、もともと予定していた女優に撮
 影目前で降りられてしまい、急遽代役として立ったらしい。巫山っていう
 所なんだけどすごく神秘的でいい所みたいだけどもったいないなぁ。
  そもそもこの辺は章明の生まれ育った所で、前作の「沈む街」っていう
 のもここが舞台。今話題の三峡ダムが完成するとダムの底に沈んでしまう
 街の話です。章明はまだ34才の若い監督なので今後が楽しみですね。

  もう1人は黄建新です。中国の庶民の側に立った作品を撮ってきた人で
 す。内容が反体制的なので天安門事件の後3年くらいは外国にいたという
 経歴があります。
  彼の新作は年末のプサン映画祭で「The marrige Centificate」とう題名
 で出ていたそうです。黄さんの作品はまだ日本では未公開です。
  まえに東京国際映画祭で上映されたことはあるのですが観客との座談会
 になった時に中国大使館から文句が出て日本側が急に中止してしまったこ
 とがあるようです。

  僕は兄が中国で映画俳優なんです。京劇出身なのでアクション系ですが、
 北京映画製作所にいるので張芸某や姜文たちと親交があります。
  中国は今好景気で映画もテレビドラマも続々と撮影中でした。東京なん
 かにいないで、こっち(中国)に来て映画やドラマやらないかと皆が言う
 ので、ちょっと行きたくなってしまいました。向こうなら監督に「発音が
 ちょっと違うみたい」なんて言われないからなぁ。

                            張春祥

■――ワン茶房NEWS――――――――――――――――――――――――■

 ※どこでも茶っ葉

  さてまたつまらない話ですが、北京の人たちがお茶を飲む時は蓋付きの
 大きな茶碗を使います。中華街なんかでも売ってるあれです。見たことの
 ない方には、縦型カップラーメンくらいと言えばいいでしょうか。

  余談ですが中国の長距離汽車では持参したインスタントラーメンをバキ
 ッと半分に折って、この茶碗に突っ込んで熱いお湯を注いでいただくとい
 うのが一般的な旅の食事だった時がありました。

  さて、お茶の話ですが、この茶碗に茶葉をたくさん入れて、熱い湯を注
 いで蓋をし茶葉が沈んでから飲むというのが手順なのですが、知らないで
 出されてすぐ飲もうとすると茶葉がまだ表面を覆っていてとても飲みにく
 いんです。それでも口をつけると鼻の下に茶葉が付着したりしていちいち
 茶葉をつまんで取りこっそりテーブルの下に捨てるという作業を繰り返す
 ことになります。ですからフーフー吹いて表面の茶葉を向こう側に寄せて
 口元の水面が現われてから飲むんです。ただ注意しなければならないのは
 フーフー吹きすぎて熱い茶を前に座っている人に飛ばしてはいけません。
 火傷をしますから。
  またこの茶碗大きいので普通の1・5リットルの魔法瓶ではすぐ湯が空に
 なり、5人もお客さんが来るとわたしは給湯場と部屋を行ったり来たり。
 それが面倒で3リットルくらいの特大魔法瓶を買いに行ったら店のおばさ
 んが、中国人はこんなの買わないけどねぇ、アンタ何に使うの?なんて聞
 くんだけど、じゃぁ何で売ってるんだろう?

  最後に飲み終わった茶葉を中国の人たちは流し場、道路の排水口、トイ
 レなどどこにでもぶちまけてました。トイレに入って座ろうとしたら便器
 中茶葉だったのにはびっくりしたけど、職場の洗濯機の水が溢れると言わ
 れ蓋を空けて茶葉がごっそり浮かんでたのはもっとびっくりしたなぁ。

                      ワン茶房番頭 延どん

■――京劇公演情報――――――――――――――――――――――――■

 ※新潮劇院2002年春公演情報
 
    創作京劇《邯鄲の夢》

 出演:張春祥 他
 樂士:邱雪痕・王懐良

 あらすじ:邯鄲の夢は中国の昔話しです。
 ある男が茶店でうたたねをする間に数十年にわたる自分の人生全部を夢に
 見ます。その中で皇帝になったり乞食になったり、最後に臨終という時、
 目が覚めたら、うたた寝をする前に店主が蒸し始めた肉まんがそろそろ蒸
 しあがるという頃。実は店主は仙人で男に人生の無常を見せたという話。

 料金:前売り3500円、当日4000円 (エリア指定)
 場所:東京両国シアターX(カイ) http://page.freett.com/theaterX/
    東京都墨田区両国2-10-14
 交通:JR総武線「両国駅」西口下車、徒歩3分・走って1分
 日期:2002年3月21日(木)祭日14:00開演
       3月22日(金)19:00開演
       3月23日(土)14:00開演
 前売り開始:2002年2月21日(木)
 問合せ・受付:新潮劇院 03−3484−6248

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 ※京劇ワークショップ・第2弾 参加者募集!

 ●ワークショップ第2弾の日程は下記の通りです
 <昼の部>
 2002年 1月 8日(火)9:00〜12:00
         14日(月)  同上
         24日(木)  同上
         28日(月)  同上
       2月12日(火)  同上
         19日(火)  同上
         26日(火)  同上
 <夜の部>
 2001年12月27日(木)19:00〜22:00
 2002年 1月 5日(土)  同上
          8日(火)  同上
         15日(火)  同上
         22日(火)  同上
         29日(火)  同上
 会場:東京都世田谷区 烏山区民センター 3階 第3会議室
    03-3326-3511
    東京都世田谷区南烏山6丁目2番19号
    京王線千歳烏山駅より徒歩1分。
 内容:京劇の歩き方、腕の基本的ポジション、目の使い方
    舞台の使い方。覇王別姫の虞姫の剣舞をやってみる。
    (衣装をつけてあげる)
    化粧希望者には化粧体験(予約必要)など。
 受講費:一回2000円(テキストつき)

 服装:参加する時は動きやすい服装で
 人数:毎回5名(先着)・見学者毎回5名
 申込方法:メールのみ nobu@shincyo.com

 以上、各3時間、人数は毎回5名様くらい。メールで予約ください。
 毎回内容が違いますので、連続の予約も出来ます。
 ぜひ、参加してください。ご応募お待ちしております。
 今回は、見学者も5名様、募集します。

 お問い合わせ、申込みは nobu@shincyo.com までよろしくお願いします。

■――張春祥の独り言―――――――――――――――――――――――■

  昨年12月、ひさしぶりに北京に帰ってきました。電映学院へ遊びにい
 った帰り、いきなり大雪が降り家にたどり着くまで6時間かかりました。
 北京は寒いけど雪はそう多くないんで積もると交通が麻痺して東京と同じ
 です。
                             張春祥

■――編集後記――――――――――――――――――――――――――■

  お正月もそろそろおしまい。北京にいた時の習慣が残っていて新暦の元
 旦はあまり気分がのりません。あちらは春節という旧暦のお正月を祝うの
 で。でも日本にいるとうっかり旧暦の正月も忘れちゃって、結局毎年どっ
 ちの正月も平常通り過ごしてしまうわたしです。
                         編集長 延どん

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発行日 :月刊
編集長 :延江 アキコ
発行  :新潮劇院 http://www.shincyo.com/
〒 157-0072 東京都世田谷区祖師谷5-37-18
(Tel) 03-3484-6248 (E-Mail) nobu@shincyo.com
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