推薦コーナー


新潮劇院に係わるいろいろなジャンルの友人たちの作品を紹介します。

★京劇コミック「武神戯曲」

2002年東京、京劇好きな少年が、おじいさんからもらった京劇の項羽の面 を被ったら過去にタイムスリップしてしまう。そこはおじいさんから聞い た名優「梅蘭芳」が活躍する1920年代の北京だった。過去に居残る決心を した少年は往時の京劇俳優養成塾「科班」に入る・・・・・  

漫画ならではの読みやすさ、わかり易さ!描かれた京劇役者は今風でかっこいい!京劇ってよくわからないという読者の方はどうぞ一度読んでみてください。

★京劇コミック「武神戯曲」1〜3巻 
上田宏  メディアワークス社「電撃コミックス」 

★カフェギャラリー “出” IZURU

烏山南口から5分くらいの住宅街にある素敵なギャラリーです。話し上手なマダムが初めてのお客さんでも暖かくもてなしてくれます。また、絵画、アクセサリー、花などいろいろな作品が週替わりで展示され、コーヒーをいただきながら、ゆっくり鑑賞できます。時にはフラメンコやバイオリンの公演もあり、張春祥もここで「京劇鑑賞講座〜メイクと扮装の実演つき」を行いました。

★書籍「一瞬の光、一瞬の闇」

“東欧を撮り続けて20有余年、栄光と悲惨、崩壊と再生の現場を自ら体験した写真家・斉藤忠徳のフォト・エッセイ集”トランシルヴァニアの一夜、革命前夜、他   

斉藤氏の東欧紀行です。とてもおもしろいです、昔の中国を彷彿させるような部分のあり興味深いです。斉藤さんは以前PACIFIC friendという英文誌の取材で張春祥の写真を撮ってくれたことがあります。表情が生きていてとても印象に残った写真でした。

「一瞬の光、一瞬の闇」 東欧1970年ー1998年 
著者:斉藤忠徳   出版社:兼六館出版  


★書籍「明日がある  虐待を受けた子どもたち

 昨年、朝日新聞に連載された記事が本になりました。帯には浜崎あゆみさんが詩を書いています。深刻なテーマが誇張なく遠慮もなく淡々と綴られ、光と影の間に見え隠れするような人物の写真も表現力に満ちています。

 著者の大久保真紀さんは新潮劇院旗揚げ公演の記事を書いてくれた朝日新聞の記者です。



「明日がある 虐待を受けた子どもたち」
著者 大久保真紀 / 写真 佐藤慈子
出版社 芳賀書店 / 定価1800円 

 


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