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張宝華 追悼京劇公演
三国志『鉄籠山』 |
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親から子へ…受け継がれる伝統
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京劇一家に生まれて、若くから京劇の舞台に立ち
「京劇界の生き字引」と言われながら
引退後は表舞台に立つことを嫌い、
知る人ぞ知る存在となった名優・張宝華が
2017年10月4日、北京にて逝去(享年87歳)。
息子にして、在日京劇団「新潮劇院」を主宰する張春祥が
京劇の遺志を継ぎ、継承された名演目を上演致します。
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張宝華 追悼京劇公演
三国志『鉄籠山』
■2018年5月20日(日)
開場 15:30 / 開演 16:00
※全席指定、字幕付き
会場:成城ホール
世田谷区成城6-2-1
[交通アクセス]
小田急線「成城学園前」
徒歩4分
[チケット]
一般:5,500円 / 世田谷区民:5,000円
学生:2,000円
[チケット取扱]
■新潮劇院ホームページ
空席状況については下記まで。
080-3486-3352(担当:梅木)

悟空倶楽部優待販売
会員:4,500円
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◆ 京劇俳優「張宝華」について ◆

<鉄籠山・姜維に扮する張宝華> |
張宝華(ジャンバオファ)
1930年9月、北京郊外(現在の通県)生まれ。中国国家一級芸術家。
もと鳴華京劇団団長、北京風雷京劇団団長、北京戯曲学校教授。
京劇団を経営する父の元に生まれ、5歳の時より名だたる著名な俳優に個人指導を受けて芸を学び、6歳から舞台に上がるようになる。
1952年、父の劇団は名を「鳴華京劇団」(現「北京風雷京劇団」)と改め、22歳の若さで後を継いだ。
1954年、北京第一戯曲公演演技賞、1956年北京戯曲大会最高演技賞を受賞するなど北京を代表する俳優として活躍。年間700以上の舞台に立っていた。
2017年10月4日、北京にて逝去。享年87歳。
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◆ 鉄籠山 あらすじと見所 ◆

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延熙16年秋、蜀の大将軍・姜維は馬岱、夏侯覇と共に軍を率いて北伐に向かう。対する魏の司馬師は迎え撃つも、姜維の計略の前に軍は大敗。魏軍は鉄籠山に追い込まれてしまうが、長らく兵糧攻めに持ちこたえた。焦った姜維は羌族王に援軍を依頼するが、魏の将軍・郭淮も陳泰を王の元に派遣。姜維への不信感を植え付け、姜維から離間させることに成功する。かくして姜維は有利な立場から一転
前後に挟撃されることとなってしまう。
姜維の存在感を表現する京劇の登場様式「起覇(チーバー)」。そして、刀・槍・弓・特殊な長刀など様々に武器を変えながら孤軍奮闘する姜維の立ち回りは息もつかせぬ大迫力です。 |
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