冬休みは本物の京劇メイク・衣装で舞台に立とう!

2日間に渡って演技指導を受け、本物の京劇衣装・メイクで舞台に登場し、プロの京劇俳優たちと共演します。文化庁「巡回公演事業 - 文化芸術による子供育成推進事業」を始め、全国100か所以上で上演してきた新潮劇院オリジナルの共演型京劇。東京では7年ぶりの開催となります。親子で参加するも良し、子供の活躍を客席から応援するも良し、もちろん大人だけでの参加も大歓迎!冬休みの思い出に、ぜひご参加ください。
公演情報
日本京劇芸術祭2023 京劇共演者ワークショップ
ワークショップ日程
2022年12月27日(火)、2023年1月5日(木)※全2日
開場 18:00 / 開始 18:30 / 終了20:30
ワークショップ会場
北沢タウンホール・集会室本公演
2023年1月7日(土)集合 15:00 / 解散 21:00予定
会場
北沢タウンホール指導
張春祥(新潮劇院主宰)、張烏梅参加費
無料後援
世田谷区教育委員会助成
せたがや元気出せArtsプログラム公益財団法人お金をまわそう基金
補足事項


京劇って何?

日本における「歌舞伎」のように中国を代表する伝統演劇。ドラがジャンジャンと鳴り響く中、派手なメイクと豪華な衣装でお芝居をします。立ち回りやアクロバット、唱などもあり英語で「ペキン・オペラ」とも呼ばれます。
お芝居の内容は日本でも人気の「孫悟空」「三国志」といったお話や「楊貴妃」「項羽」といった歴史上の人物をテーマにしたものなどがあり、お客さんも拍手しながら気軽に楽しめるエンターテイメントです。
ワークショップの内容
レクチャー

京劇の歴史や特徴について映像を交えながら説明してきます。
基礎練習

京劇の基礎となる足上げや手の動きなどに挑戦。
演目の段取り

今回上演する「孫悟空 桃をぬすむ」の登場キャラクタとしての動きを練習。演じる役は3種類。
仙童

神々の宴会場の準備をするかわいい子供の神様。中国語のセリフにも挑戦します。
天兵

天国の兵隊たちです。かっこよく隊列を組んで登場し、旗や槍を振り回します。
子ざる

孫悟空の手下。猿になりきって楽しく技を見せたりするコミカルな役。
本番
リハーサル

北沢タウンホールの舞台上で音楽に合わせて動きの最終チェック。
メイク

プロの俳優たちがお化粧をしてくれます。
着付け

本場中国からやってきた本物の京劇衣装を身にまとったらもう役になりきれます。
出演

本番が始まったら後は思いっきり楽しもう!
出演・指導者プロフィール
孫悟空:石山雄太

東京都浅草生まれ。小学生のとき来日公演の京劇「孫悟空」を見て以来京劇に魅了され 高校卒業後、中国戯曲学院(中国で京劇を専門に教える唯一の大学)に留学。卒業後は 中国トップの京劇団・中国京劇院(現・中国国家京劇院)に所属。京劇界初の外国人の 京劇俳優として活躍。帰国後、京劇普及のため精力的に公演活動を続ける。 専門の役柄は立ち回りを交えた幅広い演技力を要求される道化役「武丑(ぶちゅう)」。 2017年より立教大学兼任講師を務める。
指導:張春祥(ちょうしゅんしょう)

新潮劇院主宰。一般財団法人日本京劇振興協会代表理事。祖父の代から京劇を家業とする京劇一家の三代目。自身も北京京劇院に13年間所属し主演を務め、1989年来日後は、中島みゆき「夜会」、蜷川幸雄演出・東山主演「さらばわが愛・覇王別姫」などをはじめとして、舞台、ミュージカル、TV、映画、振り付け、立ち回り指導、ワークショップなどで活躍。1996年から京劇団「新潮劇院」を主宰する
指導:張烏梅(チャン・ウーメー)

一般財団法人日本京劇振興協会常務理事。新潮劇院の京劇教室創立より張春祥に師事。日本人京劇俳優として出演と司会をこなし、裏ではプロデュースから制作全般を担う。