西遊記の名場面を所沢で!石山雄太・孔特偉のダブル主演で上演
明治の頃、所沢には芝居小屋があり、人々は盆や正月に集まり、酒を飲み、歌舞伎や人形芝居を楽しみました。昭和に閉鎖後、市民が伝統文化に触れられる機会が減ってしまった中、日本や世界の伝統芸能の魅力をところざわサクラタウンから新たな形で発信することを目的に、本公演を開催します。
中国で生まれた京劇は、歌や台詞、舞踊、立ち回り(アクション)を組み合わせた総合芸術で、今回は演目の中でも人気の「孫悟空」のお話です。また、四川省の地方劇である川劇の中で演じられる「変面ショー」も行います。変面は、瞬時に顔のお面を変える技術のことで、扇子や手で顔を隠した一瞬で、次々と異なるお面が現れる妙技です。
大人1名につき、小学生1名分が無料になる親子セットや、障がい者や大学生~小学生向けのお得な割引チケットも用意しています。多くの見どころがある公演となりますので、この機会に京劇に触れてみてください。
孫悟空役には、日本人初の武丑・石山雄太と、三十年の実力派武生・孔得偉のダブル主演でお届けします。
イベント情報
角川京劇祭 ~孫悟空が所沢で大暴れ!?~
公式ページ
https://tokorozawa-sakuratown.com/event/kyougekisai2511.html※より詳細な情報はこちらをご確認ください。
日時
2025/11/22(土) 16:55開場 / 17:30 開演※字幕付き
※未就学児の入場不可
会場
ところざわサクラタウンジャパンパビリオン ホールA
出演
石山雄太、孔特偉、劉東風、王偉、侯偉、劉妍、郭江、南部快斗(劇団「隕石のかけら」)、片岡哲也(黒テント)、小林孝徳、野口友椰、侯華澤、松山未来、柳澤つばめ、高橋澪奈、龍チャリティー協会(杜成軍、劉學敏、蘇銘、馬銘謙、李飛、劉浩)、張桂琴、張春祥京劇レクチャー
加藤徹(明治大学教授)司会
張烏梅スタッフ
舞台:青柳礼奈、宮寺一貴制作:工藤花野、根目澤容子
演出
張春祥企画・プロデュース
梅木俊治主催
株式会社KADOKAWA、株式会社角川クラフト後援
一般財団法人日本京劇振興協会、所沢市チケット
SS席:8,000円(楽屋ツアー・お土産つき)※完売S席(指定):7,000円 / A席(指定):6,000円
※S席(自由),A(自由)は大人1名につき、小学生1名無料。または障がい者(車いす以外)、小学生~大学生20%オフ
お申込み
LivePocketで購入 https://kdq.jp/kyougekisai※角川クラフトカフェ・往復はがきで購入もできます。
演目紹介
孫悟空 天界で大暴れ(元題:鬧天宮[とうてんきゅう])
日本でも有名な「西遊記」の一節。孫悟空が、まだ三蔵法師に出会う前、暴れん坊だった頃のお話です。自由気ままで愛らしい孫悟空のキャラクター、人ともサルともつかない身のこなし、神々との激しい戦い、そしてクライマックスの棒回し・・と見どころ満載の演目です。
孫悟空 天界で大暴れ あらすじ
「花果山(かかざん)」という山のてっぺんにあった岩から生まれた妖怪猿の孫悟空。滝に飛び込んで秘境「水簾洞(すいれんとう)」を見つけたことから、猿たちの王として認められます。その後、仙人に弟子入りして「神通力(じんつうりき)」を学び、72種類の「変化の術」と雲に乗る「筋斗雲」の技を学ぶと、次には龍宮城に行って「如意棒(にょいぼう)」も手に入れます。
龍王からの報告を聞いた神々は、孫悟空が危険であると考え、天界に招いて「桃園の番人」という仕事を与え、目の届くところで監視しようと考えます。そうとも知らない孫悟空は「やっと神様の一員になれたぞ!」と大喜びで天国にやって来るのでした。
まじめに仕事をしようとしていた孫悟空ですが、西王母(せいおうぼ)という女神の誕生を祝う会「蟠桃会(ばんとうえ)」に自分が呼ばれず、仲間はずれにされたことを知って怒り出します。一足お先にパーティー会場に向かうと、酒を飲み、一人で貴重な天界の仙桃をたいらげ、残った桃もお土産に持って帰ってしまいます。
酔っぱらった孫悟空は下界に逃げるつもりが、道を間違えて太上老君(たいじょうろうくん)が住む「兜率宮(とそつきゅう)」にたどり着きます。蟠桃会に向かって留守の家に勝手に上がり込むと、置いてあった貴重な霊薬「金丹(きんたん)」を見つけて食べつくしてしまいます。
度重なる無礼な振る舞いの知らせを受けた神々は大変に怒り、逃げた孫悟空を捕まえに行きます。孫悟空も小猿たちとともに神々を迎え撃つのでした。
主演俳優のご紹介
石山雄太(いしやまゆうた)
東京生まれ。小学生のとき、中国から来日した京劇団の公演で孫悟空を見て以来、京劇に魅了され、高校を卒業後、中国に渡り、京劇を指導する最高教育機関「中国戯曲学院」に留学。卒業後は中国トップの京劇院・中国京劇院(現・中国国家京劇院)に入団し、京劇界初となる外国人(日本人)の京劇俳優となる。2008年、北京京劇院日本公演「西遊記~無底洞の巻」に孫悟空役で主演。現在は中国・日本の両国で活躍している。専門の役柄は立ち回りを交えた幅広い演技力を要求される道化役「武丑(ぶちゅう)」。2017年より立教大学兼任講師を務める。
孔得偉(こうとくい)
京劇俳優・雑技パフォーマー。山東省出身。
14歳で浙江省温州市の京劇専門学校に入学し、2001年に北京北方昆曲劇院へ入団。以後、中国国内および海外で幅広く公演を行う。
2008年に来日してからは、全国各地で『孫悟空』『白蛇伝』などの京劇作品に出演するほか、雑技や変臉(へんれん)など多彩な演目でも観客を魅了している。現在はフリーランスとして活動中。
京劇においては立ち回る二枚目の男性役「武生(ぶせい)」を専門とし、変臉・獅子舞・健身龍舞・鞭芸などの雑技にも精通。特に変臉は、南京町の春節祭において中止期間を除き来日以来ほぼ毎年出演している。

