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鴻巣市日中友好協会主催「京劇の世界 PartⅡ」(2020.01.18)

鴻巣市日中友好協会主催「京劇の世界 PartⅡ」
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鴻巣市日中友好協会主催「京劇の世界 PartⅡ」

2回目となる鴻巣市日中友好協会主催/新潮劇院の出演による京劇公演。今回は京劇ワークショップ子供による京劇上演も加え、より身近なものとして京劇を体感していただける内容となっています。今回も主演は中国国家京劇院に所属した唯一の外国人(日本人)京劇俳優・石山雄太です。


公演情報

日時
2020年1月18日(土) 
開場 13:30 / 開演 14:00 / 終演 16:00
会場
鴻巣市文化センター クレアこうのす・小ホール
鴻巣市中央29−1
JR高崎線 鴻巣駅 徒歩20分
鴻巣駅より「免許センター行き」バスにて
「免許センター」下車 徒歩5分
出演
石山雄太、張飛鳳、竹口美鈴
世田谷こども京劇団(琴井麗文、野口友椰、付偲禕、李伯強)
ワークショップ
張春祥 (一般財団法人日本京劇振興協会 代表理事)
レクチャー
張烏梅(一般財団法人日本京劇振興協会 常務理事)
参加費
一般 800円 / 小・中学生 400円 /
会員 500円(県内日中友好協会員同額)
主催
鴻巣市日中友好協会
チケット申込
鴻巣市日中友好協会 代表 臼田(048-596-5373
『京劇の世界 PartⅡ』チラシ表
『京劇の世界 PartⅡ』チラシ表
『京劇の世界 PartⅡ』チラシ裏
『京劇の世界 PartⅡ』チラシ裏


京劇について

中国を代表する伝統演劇です。激しい銅鑼や太鼓の伴奏の中、豪華な衣装・派手なメイクで登場し、色々な技を披露しながらお芝居を演じます。元々は庶民の娯楽として親しまれてきたもので、主演の登場や、見事な技を繰り出した時には拍手「好(ハオ!)」の掛け声をかけて演者を応援し、演者はそれに応えてさらに熱演を繰り広げます。英語では「ベイジン・オペラ」とも呼ばれ優雅な唱(チャン)が最大の見所です。

演目情報

京劇「孫悟空 扇を借りる(原題:借扇)」

京劇 孫悟空 扇を借りる(鉄扇公主:張飛鳳/写真:井田裕明 孫悟空:石山雄太/写真:木村武司)
京劇 孫悟空 扇を借りる(鉄扇公主:張飛鳳/写真:井田裕明 孫悟空:石山雄太/写真:木村武司)

日本でも人気のある「西遊記」の一節。天竺へと向かう三蔵法師一行の道中を、炎燃え上がる「火焔山」が行く手を遮ります。土地神から「この火を消すには鉄扇公主の持つ芭蕉扇が必要」と聞いた孫悟空は筋斗雲に乗って鉄扇公主の元へとやってきます。しかし、かつて息子を退治されたため孫悟空を恨んでいる鉄扇公主は芭蕉扇を貸そうとせず、戦いになります。

孫悟空が筋斗雲に乗って進む様子を京劇様式「走辺(ゾウビェン)」で表現します。また、鉄扇公主との双剣・棒による立ち回りは見ごたえがあります。新潮劇院が国内で初上演する演目です。

孫悟空:石山雄太(いしやまゆうた)
京劇俳優 石山雄太
京劇俳優 石山雄太

東京生まれ。小学生のとき、中国から来日した京劇団の公演で孫悟空を見て以来、京劇に魅了され、高校を卒業後、中国に渡り、京劇を指導する最高教育機関「中国戯曲学院」に留学。卒業後は中国トップの京劇院・中国京劇院(現・中国国家京劇院)に入団し、京劇界初となる外国人(日本人)の京劇俳優となる。2008年、北京京劇院日本公演「西遊記~無底洞の巻」に孫悟空役で主演。現在は中国・日本の両国で活躍している。専門の役柄は立ち回りを交えた幅広い演技力を要求される道化役「武丑(ぶちゅう)」

鉄扇公主:張飛鳳(ちょうひほう)
京劇俳優 張飛鳳
京劇俳優 張飛鳳

東京生まれ。学生の頃より京劇を学んだ後、新潮劇院の研修制度創立メンバーとなる。中国戯曲学院でも講師を務めた張桂琴の薫陶を受け、女性役(武旦、青衣)・美少年役(小生)など幅広い役柄をこなす。現在では劇団の主要メンバーとして、全国の舞台・学校などで活躍している。


世田谷こども京劇団の実演

世田谷こども京劇団の実演(琴井麗文、付偲禕、野口友椰)
世田谷こども京劇団の実演(琴井麗文、付偲禕、野口友椰)

幼稚園・小学生で構成された子供京劇団が京劇代表演目の一場面を上演致します。子供ならでは可愛らしい様子と、子どもながらの名演は見どころ満点。ぜひ拍手と掛け声にて応援をお願いいたします。


京劇ワークショップとレクチャー

京劇レクチャー
京劇レクチャー

毎回好評をいただいている張烏梅による京劇レクチャーに加え、今回は日ごろから日本人指導にも取り組んでいる団長・張春祥による京劇ワークショップも開催致します。京劇様式の奥深さ、美しさを体感してください。

ワークショップ講師:張春祥(ちょうしゅんしょう)

新潮劇院主宰・張春祥
新潮劇院主宰・張春祥

1960年7月18日北京生まれ。祖父の代から京劇を家業とする京劇一家の三代目。北京戯曲学校卒業後、北京京劇院に13年間所属。

1989年来日後は、中島みゆき「夜会」、蜷川幸雄演出・東山主演「さらばわが愛・覇王別姫」などをはじめとして、舞台、ミュージカル、TV、映画、振り付け、立ち回り指導、ワークショップなどで活躍。

1996年から京劇団「新潮劇院」を主宰する

レクチャー講師:張烏梅(チャンウーメー)

京劇俳優 張烏梅
京劇俳優 張烏梅

日本人京劇俳優。新潮劇院京劇教室設立時からのメンバー。主宰・張春祥に師事。「文丑(ぶんちゅう:会話専門の道化役)」として舞台出演をする傍らプロデュース、制作、楽曲作成、演出など団体運営全般を統括する。司会進行・京劇レクチャーも担当。奥深い知識を道化役らしい軽妙な語り口で解説し、初心者にもわかりやすいと毎回好評を博している。一般財団法人 日本京劇振興協会 常務理事


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